「今から投資信託を始めたい」「積み立て投資に興味がある」「購入する前に、まずは段取りを知りたい」という方に向けて、積み立て投資に至るまでの概要をあくまで主観たっぷりで紹介したいと思います。
はじめに
この記事のテーマは「もしもわたしが今から投資信託の積み立てを始めるならば、こんな記事が読みたい」です。
というのも、今の時代、新しいことを始める際には大体はネットで検索しますよね。そうすれば、丁寧に色んなことを教えてくれる記事が見つかります。(わたしもこのブログを作るとき、すべてをネットで学びました)
では投資信託はどうかと言いますと…意外に少ないではないか!じゃあニーズがあるのでは!との思いがきっかけです。
なのですが…私はプロでも何でもない、しがない少額個人投資家です。(真剣には書いていますが)、もちろん責任もとれません。
あくまでも、「投資信託の積み立てを始めるのってこんな感じ!」という紹介であり、段取りをつかむためのものとしてご活用頂ければとおもいます。
また、一言で初心者と言っても知識量はバラバラだと思いますし、全方位の方にすべてのことをお伝えできる力量が現在のわたしには御座いません(すみません)。
ですので、この記事を読んで頂きたい方のイメージは以下です。
- 前提として「投資信託とは?」を知っている
- ネットで調べることができる&調べた知識を自分で取捨選択できる
- 月々、積み立てる余裕がある(社会人2~3年目以降が理想!)
なんか、全然初心者じゃない感じもしてきましたし、ニッチ過ぎて必要なのか分からなくなってきましたが…何事も経験です。書いてみましょう!
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。
ステップ1 証券口座を開設する ーいきなりラスボスー
まずは証券会社の口座を開設しましょう。Chito的には、この工程がラスボス。だって、証券会社と聞くとなんかハードルが高く感じません?わたしもそうでした。難しそうなので、やっぱやーめた!になりがちなポイントです。
だからこそ、口座開設を早く終わらせてしまいましょう。一番めんどくさいこのハードルを超えてしまえば、あとの工程は作業的にはラクですし、ファンドを選ぶほうが楽しいですし。口座は作るだけなら、ほぼノーリスクですし。
手続き的には銀行口座の開設ぐらいの作業量イメージ。本人確認書類とか、住民票、マイナンバーなどが必要になります。各社、説明はしっかりしてますので、そこまで難しいことはないはずです。
じゃあ、初心者はどこの証券会社にすればいい?
一念発起して「じゃあ、口座開設だ!」となったあとに当たる壁が「どこの証券会社にすればいい?」です。
手数料の面や商品バリエーションの豊富さを考えると「ネット証券」の中から選びたいですね。
その上で迷うならば、
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
の中のどれかで良いのではと思います。
この3社なら、主要な(買うべき)ファンドを取り扱っていますし、ポイント制度もあります。
ちょっと前まではSBI証券メインの方が多かった気がしますが、最近は肌感覚ですが楽天証券を推す声が多いと思います。楽天ポイントが貯まる&ポイントで投資信託が買えるという点でお得感が強い模様。
詳しくは「投資信託 証券口座」などで調べると比較しているサイトがいっぱい出てきますのでチェックして下さい!(いつか、当ブログでも比較記事書きたい…)
ちなみに、Chitoは当初「なんか名前聞いたことある!」で、マネックス証券にしました。それはそれで良かったのですが、「SBI証券も良さそう…」ってことでNISA口座をSBI証券で作りました。てきとーですね。
ここからは完全に自論になっちゃいますが、わたしは「本当にリターンを突き詰めるならば、ポイントなども含めてきっちり計算したほうが良い。それは分かる。でも、ここで迷うよりは、初心者は少額でも良いからまずはトライしてみること優先!」だと思っています。
ので、あんまり証券会社で迷わなくて良いと考えます。普段から楽天カードやポイントを使っているのであれば「なじみがあるし、楽天にしよっかなー」な感じで良いのでは。
NISA、つみたてNISAの方はこの段階で
NISA、つみたてNISAでの運用を決めてらっしゃる方は、証券口座開設の段階で一緒に申し込めるはずです。
NISA?つみたてNISA?って方は…まずはググりましょう!
「特定口座」と「一般口座」
口座開設の際、少し迷うのが「特定口座」と「一般口座」の問題です。
初心者なら「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶのが良いでしょう!
「特定口座(源泉徴収あり)」 にすると、証券会社が投資家本人に代わって税金を納めてくれるので、確定申告は必要ありません。
ステップ2 購入する投資信託を決める ーたぶん、一番たのしいとこー
ボスは倒したので、あとは楽しんで行きましょう。次にやることは、購入する投資信託を選ぶことです。
この投資信託がおすすめ!と、この記事内で書ければ良いのですが、長くなりそうですので、詳細はまたの機会に別記事にしたいと思います。
今すぐ知りたい!という方は、
「インデックスファンド」の中で「信託報酬が安い」ものを選びましょう(探しましょう)。
具体的な探し方としましては、
- まずはインデックスファンドとアクティブファンドの違いを調べる
- その上で「インデックスファンド コスト 比較」で検索
すると、ほとんど絞り込めます!
個人的には、ここが重要ポイントでもあり、楽しいポイントですので、一番時間を掛けて良いのではないかと思います。
ステップ3 積み立て金額を決める ー心のリスク許容度を決めるー
さて、次は具体的な金額も考えていきましょう!
ただ、初心者の場合「積み立てる金額、いくらぐらいが良いか分からない!」という方も多いですよね。
なんと、その悩みには全員に当てはまる答えがありません!
なぜならば、それぞれの収入や余裕資金、安全資産の状況により、「いくらぐらい投資に回せるか」という許容度が全然違うからです
ここは自分で決めるしかないのです…。
あくまで私の場合の基準ですと、初心者の間は「なくなっても気にならない金額、存在を忘れられる金額」を積み立てるのが良いのではないかと思います。
それが月に1万円の人もいれば、3000円の人も、100円の人もいます(最近は100円から投資信託が買えます)。
なくなっても気にならない金額にしておくと、メンタル的な意味でもリスクが少ないはずです。
金銭的なリスク許容度だけでなく、心のリスク許容度も考慮して積み立て金額を決めましょう。
ステップ4 積み立て設定する&積み立て貯金する ー自動で済むって素晴らしいー
月々の積み立て額が決まれば、あとは証券口座で積み立ての設定をしましょう。
さて、ここでChito的おすすめポイント。
それは「投資額を上回る額(最低でも同額)を毎月貯金すること」です。
会社に財形貯蓄制度がある方は財形で、なくても銀行口座で積み立て貯蓄ができるはずです。
安全資産を確実に増やすという物理的なリスクヘッジの側面も強いのですが、心のリスクヘッジにもなります。
投信を積み立てるのも、貯蓄するのもほったらかし。普段は忘れているけど、気づいたら積みあがっている。それが、わたしの理想です。
少なくとも、これを読んでいる方は「投資に全力」はやめときましょう。
ステップ5 しばらく、置いておく ー増えたり減ったりを乗り越えるー
ここまで来れば、これであなたも立派な投資家ですね。デビューおめでとうございます。わたしも最初に投資信託を購入した際にはちょっとした達成感がありました。大人になったなーと。なつかしい。
購入してしばらくは、「今日は上がったかな、下がったかな」と変動が気になるはず。そう、すごく気になるはず。それは必然です。
特に人間は損した時(評価額が減少した時)にすごく敏感になります。特に最初は評価額がマイナスになり、凹むこともあるでしょう。でも、それが「まぁ、こんなもんか」になるまでは、我慢して放置しておきましょう。
それを乗り越えるために準備しておくのが、上記のように「投資分を上回る貯金」だと考えています。投資信託でリスクを背負っている一方、ちゃんと毎月しっかりと貯蓄しておく。毎月しっかりと貯まっているモノがあるという安心感は、投資信託の変動をカバーしてくれるはずです。
最後に
わたしなりの積み立て投資を始める5ステップを紹介しましたが、いかがでしょうか。つたない文章ですが、少しでもお役に立てれば何よりです。
まだまだ書ききれていないこともありますし、説明を飛ばしている箇所、説明がおぼつかない箇所もありますので、当記事は随時改善していきたいと思います。
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。